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耐久性 屋根・外壁
COLUMN
2024/05/26

今回は屋根と外壁の耐久性について書いていきたいと思います。

個人的にはこの部門が家において一番大切なのではないかと考えています。

屋根や外壁は当たり前ですが、雨風をしのぎ、結露の原因にもなる

超々重要な部材だからです。

前の記事であった床材などは外部の影響を受けないので、

雨漏りなどの外的要因は関係ありませんが、

屋根や外壁は、もろに影響を受けます。

当たり前ですが、この影響は内部環境にも影響を及ぼしますし、

柱、梁などの構造材、断熱材等々家の根幹に関わる問題です。

だからこそ屋根材や外壁材にはこだわりを持たなければなりません。

あらかじめはっきり書かせていただくと、

安藤建築事務所では屋根はコロニアルは使用しません。

外壁ではサイディングは使用しません。

シンプルに、寿命が短いのと凍害などによる被害を受けやすいこと、

メンテナンスコストが大きいからです。

これまた、前回の記事同様マジョリティーの原理で

なぜか、石川県は窯業系サイディングが圧倒的に多いですが、

はっきり言って、これは絶対にやめた方がいいと思います。

とこんなことを書くといやいや今のサイディングは昔と違って優秀ですよ

などという話が出てくるかもしれませんが、残念ながら

サイディングの性能とは全く無関係だと思っています。

なぜかというと、そもそもサイディングはどの部分がやられるかという点です。

ほとんどが表面ではなく、切り口です。

切り口をコーキングで埋めるので、コーキングが割れたりすると

あっというまに水が染みます。水が入ると

石川県独特の気候で氷点下を行ったり来たりして、凍害で破裂します。

つまり、どんなに、表面が強くなっても意味がないのです。

コーキングが切れたら終わりです。

サイディングが悪いわけではありません。太平洋側では雪の心配や

北陸のような常に雨や雪が降っている状態ではないので、比較的長持ちします。

単純に北陸の気候にサイディングが合っていないだけです。

これを防ぐためには定期的なコーキングの打ち替え、サイディングの塗り替えが必要になります。

これらを怠って、万が一割れてしまったときは部分的な補修は難しいです。

大抵、その一面の張替えや全面張替えが必要になります。

早ければ10年以内に割れてしまう可能性があります。

正直そのような外壁を当たり前に使用している世の中が怖いくらいです。

当然、個体差や住宅の環境、隣家の環境、屋根の環境により

寿命はまちまちですが、そのようなリスクのある外壁は怖いです。

窯業系サイディングを使うくらいなら、最低でも金属サイディングをおすすめします。

安藤建築事務所では、屋根材は瓦またはガルバリウム

外壁はウエスタンレッドシダーまたはガルバリウムとしております。

屋根材や外壁に関しては基本ノーメンテ・ローメンテで

30年以上使えるものを基本としています。

コロニアルは塗り替えが必須となるので、こちらも除外しています。

コロニアルもとても多いですね。

また、瓦については平板瓦は使用しません。

平板瓦とは通常の瓦と違い、丸みが無く、すっきりと見えるもので

最近かなり多いですが、瓦屋さん曰く

現場によっては瓦の下が蒸れて、構造に影響があるという話を聞いて

使用を控えています。

縦桟を入れ、通気層をとれば問題ないという話もありますが、

わざわざリスクをとる必要もないので、使用していないというところです。

また、瓦についても、先日の地震などで、日本瓦がかなりのダメージを

受けました。

そういったデメリットを解消するために、地震に強い、揺れた時にロックが

かかる瓦を標準としています。

ただ、最近の軽量瓦でもガルバリウムと比べると地震の影響は受けやすくなります。

また、ガルバも完璧とは言いません。

ガルバリウムは金属なので、熱伝導率が極めて高くなります。

そのため、屋根の裏側が結露しやすくなります。

それを防ぐためにシージングというボードを屋根下に施工しますが、

それだけでは不十分で小屋裏をしっかりと換気させる必要があります。

また、外壁においても金属サイディングの場合は本体に断熱材がくっついていますが、

ガルバリム鋼鈑には断熱材はありませんので、こちらもまた外壁の通気層がとても重要となります。

ただ、おそらく真夏のガルバリウム内部の通気層は日中は超高温になるため、防水紙や断熱への影響も懸念されます。

できれば防水紙・断熱材も超強力にしたいところです。

そして、ガルバリウムは金属ですが、とても錆びにくくなっています。

全く錆びないとは言いませんが、その辺の強度も担保されています。

捕捉になりますが、安藤建築事務所で30年以上前に建築した

外壁、屋根共にガルバリウムを貼った外壁のお家がありますが、

まだ屋根、外壁ともに張替えをしていない状態です。

非常に優秀です。

ただし、ガルバリウムの場合施工してから時間が経つと下地の木が痩せるため、

ガルバを固定する釘が甘くなってきます。

そのタイミングで台風などがきた場合、剥がれる危険性があるので、

これに関しては定期的なチェックと必要であれば釘の打ち替え、ビス止めなどで

対処します。これにかかる費用はとても安いです。

そして、安藤建築事務所では必ずと言っていいほど、ガルバだけの施工はせず

ウエスタンレッドシダーと併用します。

ウエスタンレッドシダーは米杉と呼ばれ、アメリカの杉のような感じがしますが

カナダ原産の木でヒノキ科の木になります。抗菌防虫性が高く、

水にも非常に強いです。

わかりやすいところで、ログハウスの最高級材がレッドシダーになります。

屋根材にも使われるくらい超超優秀な素材です。

かほく市のKUBERUでも、キャンプ場の小屋の屋根材にレッドシダーを使用しています。

カナダでは100年ほど張替えをしていない住宅もあるくらい優秀な素材です。

ガルバだけでは工場のような単調な仕上がりになりますが、

板張りと併用することで味わいが増し、

経年変化も楽しめる外観となるのです。

これもまた持続可能な未来のために、超高性能な自然素材に着目しています。

また、屋根と壁ともに通気層が大切と書きましたが、

結構多いNG施工で、吹付の断熱材を使用する場合に面材を貼ってない場合があります。

外壁でいうとダイライトやボードを貼っていない、

屋根に断熱止めの施工をしていない場合、どちらも外部面での通気不良が起き

これまた結露の原因となります。

内部結露は見えないところで、構造材を蝕み、躯体に大きな影響を与えるので、

両輪で考える必要があります。

こういった施工は本来、建築会社がしっかりと吟味して、素材×工法を

考える必要があるのですが、残念ながらできている会社は結構少ないです。

特に感じるのは壁体内結露に関しては知識が乏しい会社が多いということです。

したがって、現状はお客様の勉強度合いで家の良し悪しが決まる。

情報リテラシーの高い方が損をしない家を建築するという形です。

あらためて書きますが、建築においてはマジョリティーが不正解ということ

が少なくありません。

そのほとんどが会社の都合で、大多数になっていることが多いということも

認識する必要があるかもしれません。

注意するところは価格と工期です。

価格と工期にはこだわるのに、耐久性は求めないのです。

一番顕著なところは工期を必死で短くしようとしますが、住む側からすれば

1か月ぐらい工期が長くても長期的に安心な家に住みたいと考えるはずです。

安藤建築事務所が使用しているガルバリウムやレッドシダーも決して安くは

ありません。また、ガルバリウムの施工には板金屋さんの腕も重要に

なるため、大量生産に向いていません。一棟一棟時間をかけて

建築する安藤建築事務所にはぴったりの素材です。

また、ウエスタンレッドシダーに関しては床材同様、大量に仕入れて

倉庫で管理をしています。

レッドシダー搬入
陳列
ストック
現場配送

こういった地道な作業で、少しでもお安くお客様のお家に納めています。

すべては長く、安心して住んでいただけるようにという願いです。

マジョリティーの否定については省エネ性能などでしっかりとご説明をさせて

いただきますので、興味があればまたちょこちょこ見ていただけると幸いです。

全面レッドシダー
ガルバ&レッドシダー
レッドシダーウッドロングエコ塗装

レッドシダーは無塗装でOKなので、塗り替えなども一切発生しません。

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